私が高校生時代の釣りについてチョイト御話しを～
勿論その頃の東京湾のターゲットは今と変わらぬ魚種がメインでした。
やはりその時代も遠征船と近場船と分かれての出船スタイルでした。（湾奥からの出船スタイルです）
この頃に高速ディーゼルエンジンが各メーカーから発売されて、プラスティック製の船体も目覚ましい進歩を遂げていた時代です。
私の通っていた宿は湾奥です。主に遠征船は１年を通してアジ狙いでした。
釣りブームと重なって、週末は釣り人でごった返ししていましたね～！（あの時代が羨ましい～！）
何艘もある船全部が満員御礼状態でした。
勿論他の宿から出てくる船が全て満船状態です。
でも、皆さん文句一つ言わずに乗船していましたね～！１艘３０人以上なんて当たり前です。
少しでも４隅を確保したい為に、夜中の１２時頃から皆さん場所取りに来ていたものです。
その頃は私も高校生でしたから、勿論車など有るわけもなく。
もっぱら電車釣行でしたので、え～？っと思うでしょうけど、夜中の１１時過ぎの電車で場所を取りに行くんですよ！
そして終電近い電車で一度自宅に帰るわけです。
勿論４時間位睡眠を取った後に始発で宿に向かうんです。
本当に２４時間釣りの事ばかり考えていましたね！
始めて中学生の時に釣り船で狙ったターゲットはアジでした。
２ヶ月に１度しか行けないのですから、少しでも名の通った有名魚を釣りたいとの一心で！
でも定かでは無いですが、始めて自分でアジをゲットしたのは３度目か４度目の釣行の時と記憶しています。
２ヶ月に一度の釣行で、それも３度目か４度目の釣行って言うと～？２×３若しくは２×４ですから半年から８ヶ月後にやっとアジと巡りあえたって事です。
本当に釣れなかったんですよ～アジ！
今は上手くすれば貸し竿のゲストさんでもアジをゲットしちゃってますが！
いや～その頃は本当に釣れなかったんです。
こんな大人数が乗船している訳ですから、船長だって大変だったと思います。
アジを全員に釣らせる事よりも、なにより御土産持たす事が最優先ぽかったですね！
サバでも沖メバルでも何でも釣れれば嬉しかったですから
でも方舷に１５以上は乗船している訳ですから、１匹でもサバが掛ればたちまち御祭り騒ぎは必須です。
その当事の仕掛けはサビキ仕掛けでしたから、一つ仕掛けが消滅すると中学生の私では仕掛けを買うお金すら余裕は無い訳です。
仕掛けが無ければ釣り続行は不可能になってしまいます。
サバ掛るなよ～なんて寂しい気持ちを抱いて居た時もありました。
高校生になってから釣行回数がめっきり増えてきました。
私の通っていた高校は普通の高校よりも休みが非常に多い学校でした。
こりゃ～平日釣行にしないと何も出来ないし、ましてや御土産すら確実ではない情況でしたから
いっその事、平日釣行に変えようとスタンスを変えました。
夏休みや等の長期休日の時は１週間ぶっ通しで乗船した事もありました。
この辺から、あは～ん！アジ釣りってこういう感じか～！と何かがつかめて来た様な感覚になってきましたね！
夏と言う時期も重なって、少しはアジが釣れるようになって来ました。
釣れたって言っても２０匹位で大漁ですからね～！
今なら上手くすればＬＴ道具で中型のアジが５０匹や６０匹なんて釣果も出ますが
その頃に５０匹から上の釣果なんて、まず有り得ない有り得ない状態でしたよ！
釣りと言うものが段々分かってくると、アッチコッチと他の魚種にも手を出すようになってきました。
誰でも一緒ですよね！
でも、ここで釣り方が１８０度違うターゲットを狙おうと思うと、また１からのスタートになってしまいますから
同じ道具で違うターゲットってな感じで視野を広げて行きました。
まだ魚種だって今一把握出来ないレベルでしたから、もっぱらターゲットを決めるのは新聞や雑誌頼りでした。
三崎から出船してる船が沖の瀬で良型イサキを爆釣～！
行ってみたいな～でもイサキってどんな魚？？？
まずは行って見ようと言う事となり、電車に飛び乗ります。
出船は朝の５時です。勿論私は車なんか無いですよね～！
飛び乗ったのは品川発三崎行きの最終電車です。
夜中の１時に船宿に到着して、朝の５時まで宿の軒下で待っていた事も鮮烈に覚えています。
今日は此処まで！
※興味が有る方、お暇な方だけでも良かったら読んで見てくださいね～あくまでもカテゴリーは独り言です。
