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駆け引きが面白い

2014 年 10 月 3 日
久しぶりにポッカリ時間が出来てしまいました。
だったら釣りに行こう~ってな事になりまして、今が旬のアジ釣りへ行ってきました。
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何でアジ釣り?日ごろから釣りに行ってるのに~?

やはり周りを気にしながら釣るのと、ガッツリアジに向き合って真剣勝負できる釣りとでは違いますからね!
それに、今期のアジ釣りの状況を自分なりに分析したいのもありましたし。

天気は曇天、べた凪、アジ釣りにはもってこいの状況です。
でも、勉強したいのでチョイトタイトな状況を期待する所もありました。
食いが良ければ誰にでも簡単に釣れるアジですが、ちょっと機嫌が悪くなったアジは本当に厄介のもです。

やり出しからアタリが出るまで約20分位でしたかね~!
それも一発目のアタリは、スパスパアタリ!スパスパって自分で決めた言葉なんですが、アジがコマセカゴを突付いているのか、はたまた付け餌を啄ばんで居るのか?実際に水中を目で見ることは不可能なのですが、もたれのようなアタリが出ます。
このアタリが分かるようになれば、アジ釣りも中級者レベルです。
初級者ではチョイトこのアタリを取るのは難しいと思います。

さあ~このスパスパアタリをフッキングに持ち込むには今日はどの様にしたら良いのかを見極める必要があります。
色々な方法があります。

そのまま本アタリまで待つか?誘い上げるか?はたまた誘い下げるか?最悪、このアタリを蹴ってしまってもう一度コマセを振ってしまって活性の良い獲物を呼び込むか?等等です。

子の様なアタリが出る時は大抵アジの活性は低いですね!
その時の注意点ですが、付け餌は出来るだけ小さくする必要があります。
今現在、付け餌に使用しているイソメ。垂らしなんぞ出してしまうと、本当にフッキングまで持ち込むのは難しくなります。
アタリが小さいな~と思ったら、付け餌は小さくしてください。
ベストは丁寧に針に通して垂らしはなしです。針先は出してくださいね!

私にも中々難しい釣りになっています。でも、そこが面白くてね~魚の駆け引きが!
フッキングまで持ち込めれば、こちらの勝ちです。
前にも言いましたが、活性の良い時のアジ釣りほど簡単なものはありません。
ですが、今日のアジ君の御機嫌はかなり斜めの御様子~

でも自分の持ってる引き出し使ってなんとかアタリは出せています。
周りのゲストさんもいらっしゃいましたが、すいません~一人だけ楽しめちゃって~

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2時間で30匹前後は確保出来ました。
ところがこの後からが一段とアタリが厳しくなって、2.3投に一回位のアタリになってしまいます。
それもフッキング率は50%位かな~?

当然このレベルでは、貸し竿さんには難しすぎます。
粘るか?動くか?船長の葛藤が始まります。

釣れないのに何故移動しないの?なんて思う方々もいらっしゃると思いますが、船長は毎日アジと向き合っているのです。
船長独自の考えがあっての行動ですから、そこの所は御理解頂きたいと思います。

その後は二時間ほど空白の時間が過ぎて行きます。
でも、船長の為にも周りのゲストさんの為にもどうにか活気を取り戻さねばなりません。
釣れなくともせっせとコマセワークだけは絶やせません。

最後の最後で勝負に出ます。
サイズは朝の場所よりは劣りますが、活発に餌を追う群れに遭遇!
こうなれば難しい引き出しは不必要です。
ひたすら釣るのみ、それもW狙って~
最後の一時間でしたが、バリバリッと食いが立って、面白いようにWも狙えて数が伸ばせました。
でも、通常でしたらバリバリ食う時のアタリは小型の魚でも、ガツガツ竿先に出るものですが今日はそんな感じはありませんでした。
でも、なんだかんだ71匹まで数は伸ばせましたよ。
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上は午前中のクーラー内です。下は納竿時のクーラー内です。

今回は小型は半身の御造りに
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残った小型は天麩羅用とフライ用に、中型と外道は全て干物にしてみます。
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え~?干物?なんて思う方もいらっしゃると思いますが、そのまま塩焼きにするよりも旨みがギュッと凝縮します。
私は塩焼きよりも干物の方が断然美味いと思います。
如何せん刺身で食べられるレベルの魚の干物です。
通常は生で食せ無くなったレベルの魚で作るのが普通でしょうが、この干物は極上レベルの魚で作るのです。
不味いわけがありません。是非、皆さんも作ってみてください。
本当に簡単に出来ますので!

私は本当に薄味好きです。
私流の干物はこの様に作ります。
2Lの水に150gの塩お入れ、よく書き混ぜます。
何で2Lなの?それは、軽量カップがあれば、何ccの水でもOKなんですがカップをお持ちでない方々のために、あえて2Lとしています。なぜなら、2Lのペットボトルなら、何処の家庭にも有るはずだからです。

お腹から開いたアジを塩水に浸すこと40分で良いと思います。
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お腹を下にして漬け込んでください。
既に水面上に脂が浮いています。今が一番脂ののりが良い季節です。

その後、水から上げた魚を干していきます。
此処で必要なのが干し網です。釣り道具屋さんで800円前後で売られています。
一つ持っていると便利です。
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魚の皮を下に、身が上になる様に干していきます。
天気が良くて乾燥している日なら6時間~7時間で干しあがります。
指でなぞって見てください。表面の水分がなくなったら出来上がりです。
ガッツリ干す必要はありません。俗に言う、半生状態位の方が美味しいですよ!

保存も利きます。適当な数をビニール袋に入れて冷凍保存出来ます。
焼く時に解凍処理は必要ありません。
そのままグリルに入れて焼く事が出来ます。
一度、朝ごはん時に食べてみてください。
一日の活力アップ間違いなしです。

さぁ~明日の土曜日は釣る側から釣らせる側になります。
ガッツリ気合入れて行きますので宜しくお願いいたします。
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