昨日、アメリカで痛ましい事故が起きてしまいました。
韓国のアシアナ航空が着陸に失敗して機体が大破してしまいました。
運悪く後部に乗っていた中国人女性が２名お亡くなりになられたそうです。
御冥福をお祈りいたします。

このアシアナ航空、私も多々利用しています。
とても良い航空会社です。サービスも


後方がアシアナ航空です。インチョン空港にて


今回はバックアップ操縦士を含め、４人の操縦士が搭乗していたそうです。
でも、事故が起きた情況は、ランディング時、それも機首をチョイト上げる最後の作業時に起こった可能性大と専門家は言っていました。

ほんの何秒間の作業時に起こってしまった事故なので、他の操縦士達がバックアップする事が出来なかったのでしょうか？

でも、隣には副操縦士が居たはずです。
確かに、離陸着陸時は機長が操縦桿を握り、副操縦士は操縦桿から手を離しています。
が、副操縦士は機長の取った一瞬の機首上げのミスを感じ取れなかったのでしょうか疑問に思います。
タイミングが明らかに変だと感じたのなら、リトライも出来たはずでしょう。

多分、操縦桿を握っているのはベテラン機長なので、なんら問題ないと鷹をくくっていたのでしょうか？
いつ何時襲ってくるチョットしたミスが大事故を招きます。

我々釣り船もそうです。
チョットした判断ミスが事故にも繋がりかねません。
船体のトラブル、機関のトラブル、はたまた気象の急変など常に安全第一で操業しないといけない事を
再認識させられた事故でした。