いつのまにか違う宿の船頭として働き始めました。
勿論最初は助手ですが～！
ここの店主はバリバリの漁師上がりの船長でした。（漁師と言っても北の漁場レベルではないですよ）
色々また教わりましたね～
へ～？本当～？まさか～？何て事も沢山有りました。

やはり船長として操船したいと願うのは当たり前の事ですし、
アッチはどうなってんの～？コッチはどうなってんの～？と気になる事が多々ありました。

まだまだ釣りブーム真っ盛りでしたので、週末ともなれば大挙して御客さんが詰め掛けていました。
店主は悟ったんでしょうね～こいつ担当船が欲しいのだろうと！

久しぶりに船をブツか～って事になり私受け持ちの船を造ってくれました。
生意気な若僧の時代でしたから息巻いて仕事していた記憶がありますね！
世間に当船ありと伝えるのは翌日に載る新聞釣果しかない時代でした。

朝一番に新聞広げて～よし１番釣果だ～ってガッツポーズしていた事もありましたね！
それしか無かったんです。自分のレベルを知るすべが

やはり船頭でしたから釣らせてナンボって自分では思っていましたからね～！

それまでは船頭の友人って言うのは、はっきり言って居ないに等しいレベルでした。
店主と店主のお付き合いって言うのは多々ありましたが、若い衆と若い衆とか、店主と他船の若い衆と言う付き合いは少なかったと思います。

でも、この時代に今でも御世話になっている先輩方との出会いがあるんです。
勿論皆さんは私より年上です。
でも、此方も本気モードで御付き合いさせて頂きましたので、先輩方もそれ相当に御付き合いしてくれました。

勿論海のこと、陸の事までも親切丁寧に教えてくれました。
今でもその鉄板の御付き合いは継続しています。
いや～学生時代からの友人もいますが、この鉄板の御付き合いは半端ではありません。
チョイト付き合って、何となくお気に入りになって友人関係～？
これはただの知人と私は思っています。

自分の事を投げ打ってでも他人の事を親身に考え行動してくれる、これが真の友人だと思っています。
私の自論ですが付き合っていて、何なりのメリットが御互いにあるから友人関係って成り立っていると思います。
デメリットしかない人間と付き合うわけなどありませんし、付き合う暇もないですしね～！

分からない事があれば、必ずその分野に精通していた先輩が居ましたから仕事の事、遊びの事まで色々相談したものですし、勿論行動を共にした事もシバシバでした。
何よりもこの関係を持てたのはお互いの信頼関係だったと思います。
私的には、この方々と出会ったことは人生の最大メリットと確信しています。

絶対に御互いに巷で言うグレーのカラーは出す人達ではありませんでした。
日本人は御得意ですよね～グレーカラー！
白か黒、ＹＥＳかＮＯ、嘘なんて絶対につきませんでしたね～！いくら体裁が悪くても
鉄板の信頼関係でしたから、御互いにこの関係は絶対と確信していました。

たまには本当に叱られた事もありましたし、おまえ生意気なんだよ～とか、てめ～とは二度と付き合いしないとまで言われた事もありました。ま、ボス的存在の方が居ましたからね～！

この関係を崩したら、もう二度と鉄板の関係は作れないと確信していましたから！
悪い事や間違っている事をした時は素直に謝り、逆に先輩でもおかしいんじゃないの～？と思った時はぶつかっても行きました。でも、素直に皆受け止めてくれました。

私も既に４０台半ばですが、ここから真の友人を作るなんて事は不可能に近いと思いますね！
知人は沢山作れるでしょうけどね！

本当に友人って大切だな～と私が独立した時にでも痛感しましたね。
一度陸に上がって海から離れた時でも、連絡はつけていましたし
第一第二が就航する時も中心になって協力してくれたのは、この時代に出来た友人達でしたから！

もうその関係は３０年になろうとしています。
死ぬまでこの関係は続くと確信しています。

友人達も今では一児や二児の父になっています。
その子供達が私の膝の上に乗っていた時代が懐かしくも思えます。
中には、既に立派な船長として活躍している若者も居ます。

時間が過ぎるのって本当に早いと痛感しています。
本当は死ぬまで先輩なんでしょうけど、既に御互いに歳も取った事ですので後半からは友人と呼ばせて貰いましたが、心の中では死ぬまで先輩です。

今日は此処まで！

※興味が有る方、お暇な方だけでも良かったら読んで見てくださいね～あくまでもカテゴリーは独り言です。

明日の１４日（土）は再びジャンボキスにアタックします。
出るか出ないかは分かりませんが、良型狙いに１日徹します。
興味の有る方は御参加下さい。

１５日（日）のキス釣りはどなた様でも楽しめる、今一押しのポイントを狙います。
そして午後は１４時半発の夕方狙いのアジ釣りです。